HackTheBoxを楽しむためにWSL2でKaliLinuxをインストールする話

2021年3月4日

WSL2はいいぞ


Kaliをインストールする


今回はHackTheBoxを楽しむためにWindows上にKaliLinuxを入れていきます。Wsl2はWindows 10 バージョン2004 ビルド19041(May 2020 Update)以降出ないと使えないので、アップデートしておく必要があります。とりあええず最初に、Powershellで、以下のコマンドを実行しておきます。
wsl --set-default-version 2
次にMicrosoftStoreからKaliLinuxをインストールします。
このままどんどん設定を続けて言っても良いのですが、デフォルトのインストールパスが変な場所ですし、管理するのが面倒なので、別のフォルダに移動したいと思います。
デフォルトのパスのままでいいよって方は読み飛ばしてください
最初に、ユーザー名とパスワードだけ設定して一旦閉じてしまいます。
wsl --export kali-linux <好きなドライブ>:\<好きなフォルダ>\kali-linux.wsl
名前がkali-linux バージョンが2になっていることを確認したら次のステップとして、wslのエクスポートと新たなパスへのインポートを行っていきます。
wsl --export kali-linux <好きなドライブ>:\<好きなフォルダ>\kali-linux.wsl
これでエクスポートできたので目的のフォルダにインポートしなおします。
この時にディストリビューション名であるkali-linuxをkali-linux2などに変更することによって、複数を使い分けることができます。
wsl --import kali-linux c:\wsl\kali-linux c:\wsl\exported\kali-linux.wsl
kali config --default-user <さっき作ったユーザー名>
2行目の内容は、wslでKaliを起動したときにデフォルトのユーザーをさっき作ったユーザーに設定してます。
これをやっておかないと、デフォルトユーザーがrootになってしまいまい微妙に面倒です。
やっと準備が完了しました。ここで忘れてはいけないが、セキュリティ設定でインストール先のフォルダをスキャンから除外しておくことです。
これを忘れてmetasploitとかをインストールした日には、とんでもない数の警告が延々と出続けることになります。(恐ろしい)
とりあえず、次のステップで最低限必要なものだけを入れておきます。
apt update && apt -y upgrade
apt install -y build-essential

systemdを使えるようにしておく


最初に前提条件の一つである.NETのランタイムをインストールしておきます
apt install -y apt-transport-https daemoize gpg wget https://packages.microsoft.com/config/debian/10/packages-microsoft-prod.deb -O packages-microsoft-prod.deb
dpkg -i packages-microsoft-prod.deb apt update; \
 apt install -y apt-transport-https && \
 apt update && \
 apt install -y aspnetcore-runtime-5.0
次にwsl-transdebianを入れていきます。
wget -O /etc/apt/trusted.gpg.d/wsl-transdebian.gpg https://arkane-systems.github.io/wsl-transdebian/apt/wsl-transdebian.gpg
chmod a+r /etc/apt/trusted.gpg.d/wsl-transdebian.gpg
touch /etc/apt/sources.list.d/wsl-transdebian.list
nano /etc/apt/sources.list.d/wsl-transdebian.list
/* 以下の2行を書き加える */
deb https://arkane-systems.github.io/wsl-transdebian/apt/ bullseye main
deb-src https://arkane-systems.github.io/wsl-transdebian/apt/ bullseye main
下準備が整ったので最後にgenieをインストールします!
apt update && apt install -y systemd-genie
これで下準備は完了です。genie -s で起動したあと ps -aux などで確認するとpid 1がsystemdになっているのが確認できると思います。

いろいろとインストール

さっそくツールを色々と入れていきます。と、その前に公式ブログで更新などを確認しておきましょう。
つい先日更新されてますね。色々変更もあるようで楽しみです。 早速インストールしていきます。古い記事などでよく見かけますが、2019年夏のアップデートでkali-linux-fullはkali-linux-largeに変更されています。
まとめると
kali-linux-default 評価用の最小限のパッケージ
kali-linux-large 一般的なパッケージ
kali-linux-everything 利用可能なすべてのツールが入ったパッケージ(エアギャップ作業なんかに最適)
となっています。普通のパッケージで良いので入れていきます。
apt update && apt install -y kali-linux-large
ついでにguiも動くようにしましょう。これも公式ブログの以下のエントリーが参考になります。 VcXsrv Windows X Serverをインストールしておいてくださいね。 では早速インストールをば……
apt install -y kali-desktop-xfce
apt install -y kali-win-kex
apt install -y dbus-x11
WindowstTrminalがとっても便利なのでこれもインストールしておきましょう。これとVisual Studio Codeは素晴らしいものです。
こんなの無料で使えるとか一昔前なら考えられないですよね。何をやるにも必須です!インストールしておきましょう。 ここで、上のKaliオフィシャルブログに書いてある方法で簡単にウィンドウモードが使えるようにしておきましょう。
WindowsTerminalの設定に書き加えます。 Windowモード+サウンドサポートで起動する場合
{
      "guid": "{55ca431a-3a87-5fb3-83cd-11ececc031d2}",
      "hidden": false,
      "name": "Win-KeX",
      "commandline": "wsl -d kali-linux kex --wtstart -s",
},
シームレスモード+サウンドサポートで起動する場合
{
        "guid": "{55ca431a-3a87-5fb3-83cd-11ececc031d2}",
        "hidden": false,
        "name": "Win-KeX",
        "commandline": "wsl -d kali-linux kex --sl --wtstart -s",
},
よくある日本語化設定ですが、使う必要を感じませんし解説サイトは山のようにあるのでここでは触れないでおきます。
お疲れさまでした。