最近流行りのIntel N100搭載MiniPCの実力を確認する(基本編)

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目次

当然自腹購入です

最近話題ですよね。N100搭載のミニPC
YouTubeや大手ブログなどでも絶賛されていますが、商品提供を受けているものがほとんどです!
つまり、この記事(動画)にはプロモーションが含まれています。ということです。
要するに一般的に言う提灯記事ですね。
それじゃあ悪いところは言わないだろうし、過剰に褒めて持ち上げている可能性もかなり高いです。
自分で試すしか無い!ということで買ってみました。

当然ですが、どこから提供を受けていたりしません。
公正な評価を行うため、市井に紛れごくごく風通の一般人としてAmazonから購入してレビューしています。
今回色々見て回って購入したのは、こちら GMKtec nucbox g2です。
メモリ:12G
SSD:512G
のモデルになります。
数あるN100ミニPCの中でこれを選んだ理由ですが、
・他の同等品に比べて小さい
・Type-Cでの給電に対応している
・クーポンがあって安く買えた
といったところです。
Wifi6にも対応しているのもかなりいいと思います。

開封と付属品

最近良く見る、厚紙製の化粧箱に入っています。


箱を開けると、本体が見えます。


本体と緩衝材とのけると下に、マニュアル、付属品の入った箱が出てきます。

付属品は、やたらと太くて丈夫なHDMIケーブル(4K対応なのかも?)、電源アダプタType-C・12v3A、VESAマウント用金具とネジ、交換用のシェル。

電源アダプタの仕様はこんな感じです。

12V3Aです。PSEマークもちゃんと付いています。

次にマニュアル類ですが、

サポートへのコンタクト方法、QRコードが書かれたカードが1枚と、簡単なマニュアルです。マニュアルは中華製品にしては珍しく、英語・日本語・中国語で書かれています。日本語は若干怪しいところもありますが、かなり頑張っている方だと思います。

身体測定してみる

続いて本体を見ていきます。
縦87.2ミリ


横87.3ミリ(測定誤差だと思います)多分同じ


厚みは39.6ミリ、足を入れると40ミリを超えてきますね。



中も見ていきましょう、ケース下側をあけると、ファンとヒートシンクが見えます。


次に上面のパネルを取り外してみます。


2230サイズのSSDがあり、その下にWifiとBluetoothのカードが刺さっています。
SSDを取り外し、ネットワークカードも見てみましょう。

Cdttechという会社のネットワークカードですね。当然のように技適マークは付いていません!
不安になりますが、安心してください。ちゃんと技適通っていました。

スクショは2.4G帯のものですが、使えるすべての周波数において認可されていました。

いざ起動!

電源投入!
すると、GMKtecのスプラッシュスクリーンからWindows11が起動します。

で、この画面が表示されます。
実はこの画面に驚いてしまいました。一般的な激安中華PCだと、USER1みたいな適当なユーザー名でセットアップが終わっていて、いきなりログイン!みたいなものが多いのです。ちゃんとセットアップ画面からスタートするなんて当たりメーカーじゃね?と思ってしまいました。(ハードル低すぎ) セットアップを進めていって気づいたのはMSアカウントを要求されず、ローカルアカウントでセットアップが終わった点です。 一応この方法は存在していて、上のスクショの画面でSift+F10を押してコマンドプロンプトを表示して
oobe/BypassNRO.cmd
と、入力してあげればオッケーなのですが、最初からその状態になってるのはちょっと気持ち悪い感じもしますね。
このあたりに中華の闇を感じます。 それ以外には特に気になる点もなく、普通にセットアップ完了しました。

初期評価

タブをたくさん開いてEdgeでブラウジングや、YouTube視聴をしてみましたが、悪くないですね。
セレロンなのにそれなりに強くて、昔懐かしいセレロンA300を思い出してしまう位です。
ただゲームは壊滅的に無理ですね。MicrosoftGamePassで配信されているペルソナ5ロイヤルをインストールして少し遊んでみましたが、最低設定にしてもまだしんどい感じでした。クラウドゲーミングなら普通に遊べるのでUltimateの会員資格を持っていれば問題ないかもしれません。
ただ、CPUの処理能力というよりもグラフィックが足をひっぱてる感じなので、3Dを使わないゲームなら普通に遊べる可能性はあります。 良くない店としてはSSDが2230サイズであることに尽きます。
今回はできるだけ小さいものを!ということで妥協しましたが、SSDの換装などを考えている場合は一般的な2280サイズのSSDが使えるものを買うべきだと思います。(だいぶ大きくなるけど!許せるなら!) ゲーム以外の用途が目的なら、いい選択肢になるでしょう。小さくて場所も取らないのでセカンドPCとしても良いように思います。

注意してほしいのはディスプレイであったり、キーボード・マウスといった付属品はすでに持っている前提での話だということです。
全く何も無いような状態からならこのミニPCを選択してもトータルで5万円近くになりそうなので、そうなると6万円台で帰るRyzen5搭載ノートPCなどを買ったほうがいいんじゃないかなー?と思います。

次回以降の記事でやろうと思っていること

グラフィック関係が駄目名のことはもうわかったので、次回以降やってみたいことは、 ・なら音楽(DTM)ならどう?(本当に数年前のi5相当なら大丈夫そう)
・Linuxを入れてのRaspberryPi4とのガチンコ勝負(GeekBench)
・お絵描きClipStudioを利用しての評価(本当に数年前のi5相当、メモリ12Gなら結構戦えるのでは?) あたりですね。ちなみにArgon ONEというRaspberryPi4にSSDを搭載できるケースに入れたものと比較すると……

GMKtec nucbox g2のほうが小さいです。 では、今回はここまでで!

PC,Tech

Posted by 63n